お酒を止め続けるために
断酒会とは
1958年に誕生した酒害者(お酒に悩む人)による自助組織です。
「三原断酒友の会」は、全日本断酒連盟という全国ネットワークに所属し、
三原市及びその周辺、島しょ部で活動し、会員とその家族が酒の無い新しい人生を生きています。
「三原断酒友の会」の会員数は、15名(本人と家族、2014.05.10現在)です。
酒は一人では止められません。仲間が必要です。
断酒会では何をやっているの?
断酒例会に出席して、会員一人一人が酒害体験と自分自身を率直に語り、聴くだけです。
断酒例会では、会員同士は平等の立場で、身分、職業、性別の差は存在しません。
また、例会の内容は外部に持ち出さないという約束があります。
発言するかしないかは自由です。
「断酒会は、言いっぱなし、聴きっぱなし」が原則です。
それでお酒が止められるの?
断酒例会で語り聴くことで、自分と酒の関係がはっきり見え、共通の悩みを持った者同士の信頼関係が生まれます。
そこで、断酒に踏み切り、継続する努力が始められます。
断酒を継続することで、新しい人生を創り、力強く生きていくのだという自覚と自信が湧いてくるのです。
断酒会で何がえられるの?
お酒を止めただけですべての問題が解決されるわけではありません。
長い飲酒生活での間に傷つき、あるいは失われた家族や社会との信頼関係を取り戻さなければなりません。
断酒例会で体験談を聴き語ることで、ひとつひとつの問題が掘り起こされ、解決の窓口が見えてくるのです。